ホワイト光電話。
みなさん一度はテレビCMなどで聞いたことのある名前かと思います。
似通ったものにソフトバンク携帯のサービス名で「ホワイトプラン」「ホワイト家族」といった名称もおそらく耳にしたことがあるでしょう。
と言うことは
『ソフトバンクが提供する何かしらの電話のサービスなのだろう…』
とまでは名称から分かるのですが、具体的に電話に関するどういうサービスなのか、ご存知ですか?
先に答えから言ってしまうと、ホワイト光電話はソフトバンク光の固定電話サービスの名称です。
このホワイト光電話、実は料金がお得で全員におすすめできる固定電話サービス。今回はこのホワイト光電話について説明していきます。
※表示価格は全て税込みです。
ホワイト光電話
ソフトバンクと言えば大手携帯電話キャリア。そのソフトバンクが提供する光コラボがソフトバンク光です。
光回線と言えば、その回線を利用した固定電話(IP電話サービス)が使えるようになるところが魅力の一つですよね。ソフトバンク光の場合はこのホワイト光電話が固定電話サービスの一つに該当します。
ちなみに、ソフトバンク光にはホワイト光電話の他にも「光電話(N)」や「BBフォン」という固定電話サービスがあります。この3つの違いを簡単に言うならば、
ホワイト光電話
ソフトバンクから発番された市外局番の番号を使ったIP電話サービス
※NTT「ひかりでんわ」以外からの乗り換えで番号を引継ぐ場合はアナログ戻しによるソフトバンクでの発番し直しが必要
光電話(N)
NTT東西のIP電話「ひかり電話」をソフトバンクで引き継いで利用する場合、このサービス名称に切り替わる
BBフォン
ソフトバンクから発番された050の番号を使ったIP電話サービス
といったものです。
なので現状フレッツ光の「ひかりでんわ」をご利用中で乗り換える場合、ホワイト光電話ではなく光電話(N)を利用する形になります。
基本料金
ホワイト光電話には3つの基本プランがあり、そのそれぞれで基本料金(月額料金)が異なります。
基本プラン | 基本プランα | だれとでも定額for光電話 |
513円/月 | 1,037円/月 | 1,551円/月 |
金額の差はもちろんサービス内容の差であ、基本料金が高くなれば含まれるサービスも多くなります。
これから紹介するサービス内容をご覧いただき、自分の電話使用パターンに一番沿うプランを選択しましょう。
基本料金に含まれるサービス
上記3プランの内容は下記のとおりです。
通話料 | ホワイト光電話5種類のオプションサービス | |
基本プラン | 含まれない | 含まれない |
基本プランα | 528円分 (およそ3時間相当) |
含まれる |
だれとでも定額for光電話 | 国内通話10分以内×月500回以内 |
「基本プラン」についてはまさに“ただ固定電話が使える状態”のプラン、と言えば分かりやすいでしょうか。オプションに加入すれば定価で費用が発生しますし、通話料もそのまま月額に加算されます。
しかしながら、携帯電話やスマホのLINE通話などが一般的になってきている昨今、『普段めったに固定電話は使わないけど一応加入している』という人は「基本プラン」でも問題はないでしょう。
「基本プランα」「だれとでも定額for光電話」はソフトバンク固定電話のオプションサービス5種の料金が基本料金の中に含まれています。さらにそれだけでなく、「基本プランα」なら約3時間分の通話料、「だれとでも定額for光電話」の場合は国内通話は10分間無料です(月500回まで)。
ソフトバンク光電話のオプションサービス
では、「基本プランα」と「だれとでも定額for光電話」の基本料金に含まれているオプションとはどのようなものなのでしょうか。
番号表示 | かけてきた相手の電話番号が分かります。 | 440円/月 |
番号通知リクエスト | 番号非通知の相手に自動音声で対応します。 | 220円/月 |
キャッチ電話 | 通話中にかかってきた電話を受けられます。 | 330円/月 |
着信転送 | かかってきた電話を、予め設定しておいた電話番号へ転送します。 | 550円/月 |
着信お断り | 着信拒否リストに番号を登録できます。 | 220円/月 |
このように、すべてのオプションサービスに加入しようと思うと通常料金では1,760円の月額が発生してしまいますが、「基本プランα」と「だれとでも定額for光電話」の場合はこれらを含めた基本料金になるのでかなりお得になります。
固定電話を常用する方はこの2プランを検討してみるのが良いかもしれません。
【注意点】
法改正に伴い、2019年11月より着信転送を加入する際には、運転免許証や日本国パスポートなどの本人確認書類が必要になりました。
通話料
ホワイト光電話の基本通話料はどうなっているでしょうか。
基本プラン | 基本プランα | だれとでも定額for光電話 | |
ホワイト光電話/おうちのでんわ/BBフォン/BBフォン(M)/ケーブルライン/ひかりdeトークS/NURO 光 でんわ | 無料 | ||
ソフトバンク携帯電話 (ホワイトコール24のお申し込みが必要) |
無料 | 10分まで無料(11分目から課金)
月500回まで(501回目から課金) |
|
国内固定電話/他社IP電話 | 全国一律 8.789円/3分 | ||
携帯電話(ソフトバンク携帯電話以外) | 17.6円/分 | ||
PHS | 17.6円/分 | ||
国際電話 | アメリカ 7.99円/3分 |
このようにして見ると、「だれとでも定額for光電話」はさすがに基本料金を支払っているだけありかなり優遇されている印象です。ですがこの表からでは見落としがちですが「基本プランα」も、月に3時間分は国内通話が無料になることをお忘れなく。
ホワイト光電話まとめ
- ソフトバンク光の固定電話サービスの名称である
- ソフトバンクから発番されたIP電話を利用する(NTT発番のものは“光電話(N)”)
- 3つの基本プランがあり、月額の高い2つは通話オプション5種が月額に含まれている
- さらに、オプション込みの2プランは月の通話料もまとまった量含まれているため、固定電話を常用する人はおすすめ
オプションのパック料金プランはかなりお得な月額となっていますし、「基本プラン」であってもソフトバンクの電話同士であれば通話料がかかりません。
光電話はスマホとのセット割「おうち割光セット」を適用させるための必須条件にもなっているので、少しでも固定電話を使う可能性がある人は迷うことなくお申し込みされることをオススメします。
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